たった一度のバッターのスイングからわかること


たった一度のバッターのスイングからわかること

 

--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--

 

 

バッターにはさまざまなタイプがいます。

ホームランバッター、アベレージヒッター、流し打ちの得意なバッター、
コツコツあててくるバッター……。

 

これをピッチャーの目線でみていくと、

・「次はここのコースに投げてくる!」とヤマをはるタイプ。
・ストレートを基本待って、変化球にも対応できるタイプ。
・アウトコースに目線を置きながら、ほかのコースにも対応できるタイプ。
・1つの球種にこだわって、追い込まれるまでは徹底的に待つタイプ。

……と多彩なタイプのバッターがいることがわかります。

 

IMG_0692-1.JPG

 

 

 

ここで気をつけなければならないのは、目の前で対戦するバッターを、
「彼はこのタイプのバッターだろう」などと、
決めつけてかからないことです。

 

 

なぜなら「タイプ」とはいっても絶対ではなく、
あくまでも1つの類型にしかすぎないのです。

 

 

よく打つバッターほど、1打席ごとに
ピッチャーの裏をかこうと向かってくるので、
1つの型にはめてしまうと、痛い目にあいがちです。

 

 

だからこそ、相手バッターのバッターボックスでの動きに注視して、
どこのコースを狙っているのか、あるいはどんなボールを待っているのか、
瞬時に分析し、判断しなければなりません。

 

 

たとえば前の打席でアウトコースのボールを、ヒットを打たれたので、
初球はインコース高めのボール球を投げてみると、
思い切りスイングしてきたとします。

 

 

「あれ? この打席はインコースを狙っているのか?」
そう考えるのはいいでしょう。

 

 

けれども問題はその後です。
インコースのボール球を強振したときに、振り遅れていたとしたら、
もう1球、インコースの高めを投げてみるのはアリです。
なぜならタイミングが合っていないのだから、打ちとれる可能性が高い。

 

 

それにバッター心理からして、速いストレートに振り遅れたら、
「もう少し、スイングの始動を速くしよう」と考えたくなるもの。
そう、これは心理的にちょっと焦っている証拠です。

 

 

そこでもう1球、インコースの高めにストレートを投げたとしても、
スイングに微妙なブレが生じ、再び振り遅れてしまう確率が高まります。

 

 

けれども、あえて球速の落ちる変化球を選択し、
インコースに投げたらどうなるか?

 

 

ストレートに振り遅れていたバッターのタイミングに
近づいてしまう危険性が高まるので、
ジャストミートされる確率が高くなります。

 

 

たった1球のスイングから、これだけのことが読みとれます。

 

そしてこの駆け引きのキーパーソンになるのが、
ほかでもない、キャッチャーなのです。

 


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