少年野球では四死球をほめるべき


少年野球では四死球をほめるべき

--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--
打席

 

少年野球においてバッターの出塁率は、
勝利の行方を左右する大事な要素のひとつなのですが、
出塁の方法はヒットの他にも様々です。

それでもヒットを打ちたいのが人間というものです。
子供たちなら尚更です。

だからこそ四死球についても、
もっと「褒めてあげる」雰囲気が大切です。

監督やコーチはその重要性を知っている人が多いと思いますが、
観戦している父兄の中には、
四死球はつまらないものと考えていたり、
子供たちもその影響を受けているのか、
「打てなかった場合の最後の手段」のように考えている子もいます。

そんなことはなく、四死球というのは立派な武器です。
もちろん、選んで死球にするのはあまり褒められないのですが、
四球を選ぶことや、四死球が出るほど相手投手にプレッシャーをかける、
そういうことも野球では大事なのです。

 

バットを止める

 

野球のデータとしてよく知られる「打率」ですが、
それよりももっと大事な数字が「出塁率」です。

打率は打席数(実際の打席数から四死球・犠打を引いたもの)
における、ヒットの割合を数字にしたもので、
出塁率は実際の打席数における
ヒット・死四球などの出塁できた割合です。

数字の出し方が上記のような定義であるため、
打率より出塁率は高くなります。

選手によっては打率は他選手に劣っていても、
出塁率は高い子がいます。
選球眼に優れていて、四死球を多く選んでいるという証拠です。

四死球でも出塁ですから、出塁することによって、
「盗塁」という攻撃ができるようになるのは大きなメリットです。

必ずヒットを打たねばならないと思っていると、
出塁率は下がってしまい、盗塁などの機会が激減してしまいます。

少年野球では出塁できれば無安打で得点につながることも多く、
出塁することがチームの勝利への貢献になります。

ですから、四死球を多く獲得し、出塁率を高めるためにも、
選球眼を身につけたり、カットの技術を磨くことは大切なのです。

こうしたことを強調するのは、「せこい」という批判もありますが、
投手が「敬遠」するほうがよほど「せこい」のです。

最初から四死球狙いということでなければ、立派な技術です。

ですから、四死球をもっと褒めるべきだと思います。

少年野球はバットでミートしてこそ清々しいというのは、
事実かもしれませんが、
勝負事である以上は、もう少し泥臭い攻撃も身につけるべきで、
そうしたことができる子はより評価されるべきです。

少年野球を見る視線ひとつひとつ、評価のひとつひとつが、
良い選手、強い選手を育てるのですから、
正当な評価をしてあげてほしいと思います。

 

 


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