少年野球とガムの話

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少年野球とガムの話

 

ガム

 

プロ野球を見ていると、たまにガムを噛んでいる選手がいます。
これは、ガムが好きで噛んでいるのではなく、
ガムを噛むことで集中力や瞬発力を高めているのです。

では、少年野球選手たちが試合中にガムを噛めば、
パフォーマンスもアップするのではないでしょうか。

 

ガムを噛むことによって、脳を刺激し心拍数を適切に保ち、
集中力や瞬発力が高まるというのは科学的に立証されており、
一定の効果は期待できるのは事実です。

ですから、少年野球選手だとしても、
ガムを噛めばパフォーマンスが上がる可能性はあります。

しかし連盟によっては、試合中などに選手がガムを噛む行為は
禁止しています。

これはやはり、マナーの問題と言えるからです。

ガムを噛んでいれば、いずれは捨てる必要がありますが、
何かの弾みにグラウンド内でこぼれてしまったり、
またベンチやグラウンドの見えないところにガムを捨てる、
そういったことが少なくありません。

少年野球の目的は、子供の人間的な成長にもありますから、
パフォーマンスのために何でもしていいのではありません。

 

少し前に、ソフトバンクホークスも、試合中のガムを禁止しました。
いくつかの球団でも、それに倣って禁止しています。

これは、社会人として恥ずかしくない態度を取って欲しいという、
選手たちに対する指導の一環で、
他にも「できません」「わかりません」「しょうがない」などと
言わないようにすることを求めているそうです。

子供たちの憧れとなるプロ野球の世界でも、
そういった人格やマナーが求められるようになっていますから、
少年野球でも良い影響を受けてほしいと思います。

 

快晴のグラウンド

 

私も過去一度だけ、ガムを噛みながら草野球の試合に出ました。

目だってパフォーマンスが変わったわけでもなく、
無意識に力んだ際に、口の中を噛んで出血してしまうという、
残念なアクシデントにも見舞われました。

ガムを噛むだけでは強打者にはなれませんし、
強打者よりも気持ちの良い選手を目指すべきですね。

 

 

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One Response to “少年野球とガムの話”

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