上達する個人練習の目標の立て方とは?

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上達する個人練習の目標の立て方とは?

少年野球選手

少年野球でも冬場になると、寒さや雪のために、
グラウンドでの試合や練習は難しくなることもあって、
基礎体力作りや個人練習が中心になる傾向があります。

この時にしっかり成長するために、
個人練習で上達するための目標の立て方について
少しアドバイスしたいと思います。

まず、「目標」というのは「頑張れば可能」なものです。

たとえば、球速100キロの人が、
急にメジャー級の150キロを投げることはできません。

こういうものは目標とは言わないのです。

「150キロを投げられるようになるために、
まず110キロのボールを投げられるようになる」

なら、ひとつの目標と言えるでしょう。

少年野球の遠投

次に、「目標」には期限が必要です。

もし、100キロのボールが投げられる投手なら、
高校生くらいになれば自然に球速は110キロに達するでしょう。

でも、それでいいんですか?

きっとダメだと思います。

マンガなどでも目標の立て方は見ているはずです。

「次の大会までに新しい変化球を完成させる!」

「次の試合までに外角球を流し打てるようになる!」

目標には、明確な期限があります。

その期限があるからこそ、頑張って努力するのです。

また、期限があるからこそ、現実的な目標が決まります。

マンガだと現実的でない目標も多いですが、
リアルな少年野球では現実的な目標を立ててください。

野球フォーム動作解析、連続写真、カウント23

そして、「目標」は評価できる数字にし、
結果を確認するようにしましょう。

「110キロのボールを投げられるようになる」のは、
「もっと速い球を投げられるようになる」よりも、
ずっと具体的ですよね。

球速100キロの人が、105キロになったのなら、
それは「もっと速い球」を投げていますが、
110キロを目指す人には「5キロ足りない」です。

何となく成長したからOKにしてしまうと、
少しずつ差が開いていってしまうため、
目標は明確にした方が良いですし、
目標に届かない分、色々工夫をするようにもなります。

そして、期限が来たら必ず測定して確認しましょう。

確認せず、評価も反省もしない目標であれば、
目標が無いのとほとんど違いがありません。

このように、目標の立て方にはコツがあります。

冬場に大きく成長したいと考えている少年野球選手は、
しっかりと目標を立てて過ごしてくださいね。


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