少年野球で技術より大事なもの


少年野球で技術より大事なもの

--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--
ミーティング

 

少年野球には、技術より大事なものがあります。

それは何かと言うと、味方を「信じる」と言うことです。

もともと野球というのは、「base ball」で、
戦争で点在する敵基地を制圧して本塁に戻ることがモチーフのスポーツです。

アウトについて「殺」という字が当てられるなど物騒な表現があるのは、
当然のこととも言えるでしょう。

戦場で大事なことは、自分で判断することはもちろんですが、
味方を信じることは非常に重要なことなのです。
野球はバッターボックスに立てば1人です。
そして相手の守備は9人もいます。

1人が9人相手にケンカができるでしょうか。
イタズラすらできない人がほとんどではないでしょうか。
よほどの豪傑でなければ、戦いを避けて投降するでしょう。

しかし、戦争にもなれば、その戦いを任務として遂行する必要があります。

そこで求められるのが「情報」であり「作戦」であり「指示」です。

これがベンチや塁近くにいるコーチ、チームメイトから出ています。

それを「信じて」身を委ね、作戦を遂行できますか?

これがチームワークであり、野球で采配がいつも話題になるゆえんなのです。

 

ミーティング

 

たとえば、出塁した選手を本塁に返すために、様々に手を尽くします。

選手に遂行する能力が必要なのはもちろんですが、
その前段階が指示を信じて従うことです。

打者と走者がそれぞれの考えで判断していると、
エンドランや送りバントなどのプレーは成り立ちません。

言葉を交わすことが難しいから、サインで暗号化し指示を送ります。

それに対して了解し、ひとつひとつの作戦を決行していく。
そのスリルが野球にはあります。

 

走塁

 

また、走塁中の走者は、ボールがどこにあるかほとんど見えません。

戦場なら、後ろから銃で狙われているような状況が野球では多々あります。

だからこそ、走塁コーチが叫ぶ声に命を預けるのです。

本塁に走者が戻る時、「生還」と言ったりしますが、
まさに命をかけて戦場を走り抜けてきたからです。

この時、指示を信じることができなければ、
「躊躇」が生まれ、その僅かの差で命を失うこともあるのです。

非常に物騒な話ですが、このスリルこそが野球の本質・醍醐味でもあり、
パス交換ひとつ無くともチームワークを必要とする理由です。

だからと言って指揮官が必要以上の強権や暴言を振るうのは良くありませんが、
こういったスポーツであることは認識が必要だと思います。
少年野球はスポーツとして、個人能力で伸び伸びしたらいいという人もいます。

しかし、それだけでは野球選手としては大成しないでしょう。
野球というスポーツの本質をついていないからです。

技術や体力だけでなく、こうした野球観を育てることも大切です。

 

 


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