少年野球とメンタル管理

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少年野球とメンタル管理

ウォーミングアップ

日本でもアメリカでも、ポストシーズンが盛り上がって、
少年野球選手の中には日々ハイテンションな子もいるでしょう。

早く試合をしたいとウズウズしている人も多いでしょうが、
「ちょっと待った!」と言いたいです。

レベルが違う野球を見て上げたテンションで試合をすると、
失敗することも多いからです。
プロなどのハイレベルな野球においては、
一球一球に時間をかけたり、高度な駆け引きが行われます。

しかし、それを少年野球でやることはほとんどありません。

プロ野球における勝ち方というのは、
「いかに相手の長所をつぶし、自チームの長所を出すか」
という点にあるため、駆け引きが重要となります。

少年野球における勝ち方では、
「いかに自チームの力を発揮するか」
がほとんどになります。

下手に駆け引きを駆使したオトナの野球をするよりも、
自分のコンディションを整え、力を出した方が
成功につながりやすいのです。

そして、駆け引きは一人ではできませんから、
チーム全体が同じようなテンションで無ければ、
どこかで気持ちのズレが生じて、
ギスギスしたり、そのズレで自分のやる気も損なわれます。

少年野球は全国レベルなどのハイレベルなチームでない限り、
野球そのものとは別の競技と考えた方がいいかもしれません。

少年野球
少年野球選手の試合前のメンタルとしては、
普段よりもちょっと緊張しているくらいがベストです。

緊張は悪いことではなく、適度な緊張は、
体内で活動しやすい状態を作ってくれます。

意識することはないと思いますが、
起きている時間は寝ている時間より緊張しているものです。

そして、集中状態というのは実は緊張しているのです。

リラックスして集中というのはあり得ません。

少年野球ベンチ

試合で力を発揮したい人は、自分にとっての
「適度な緊張」がどの程度なのかを探しておき、
そこに向かって深呼吸をしたり気持ちを高めると良いでしょう。

そのためにプロの野球などを思い出すのはOKです。
一人よがりにスーパースター気分にならないよう注意しましょう。

メンタル管理が上手になると、学校のテストや面接、受験も、
上手に乗り切れるようになります。

ぜひ、野球を通して自分のメンタル管理も身に着けてください。


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