少年野球の隠れたマナー
少年野球の隠れたマナー
少年野球というのは、ルールが決まっているものですが、
スポーツマンシップという不文律のルールも大事です。
ここでは、あまり文面では見ないマナーについて紹介します。
まず、試合後ですが、環境にもよりますが、
基本的に相手チームの指導者やメンバー、応援の父兄にも、
きちんと挨拶(礼)をするものです。
慣れたチームは試合後の流れとしてきっちりしますが、
他のチームが動いているのを見て慌てて召集がかかる、
そういうチームも少なくありません。
規定があるわけではありませんが、
こうした挨拶には、健闘をたたえ、拍手で応えましょう。
当然のことですが、審判の判定に噛み付かず、
またウソをつかないようにしましょう。
勝負事ですから、大事な判定の際には熱くなることもあり、
雰囲気が殺伐とすることもありますが、
スポーツマンとしては審判の判定は絶対です。
少年野球では暴力行為以外で退場処分にされることは、
まず無いと思いますが、暴言なども慎みましょう。
ベンチや応援の立場からでも、暴言やヤジもいけません。
スポーツですから、気持ちよく、競技力を競うのであり、
試合の勝ち負けが中心にならないようにしましょう。
そして、もしもケガをさせてしまった場合は、
チームの指導者と一緒に必ずケガをした相手や、
相手チームの指導者のもとに行って誤りましょう。
少年野球においては、ケガをさせるのもルール違反、
ケガをするのもルール違反だと思うくらいが良いです。
ありがちなのは、ライトゴロを狙おうとして、
一塁手が一塁線沿いに立ってしまい、
一塁を走り抜ける一塁走者と衝突してしまうケースです。
ライトゴロを狙う練習というのはあまりしませんから、
立ち位置が間違うとケガをしてしまいます。
これに限らず、衝突などでケガが生じた場合、
どちらが正しく、どちらが間違ったということではなく、
危険なプレーになってしまったことを反省しましょう。
その他にも色々ありますが、とにかく、
自分が嫌だと思うことは相手にしてはいけません。
これが基本です。
相手が女の子や下級生だからと手抜きした投球をしたら、
その投手は交代させてもいいと思います。失礼です。
そしてスポーツである以上、心身にダメージを与える行為は、
スポーツマンシップに反するものと考えましょう。
少年野球選手たちにはマナーも身に着けてもらい、
一人前のスポーツマンに是非成長してほしいものです。