少年野球チームの関係者とは?
少年野球チームの関係者とは?
--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--
少年野球チームというのは、いろんな人で成り立っています。
当事者である子供たちはもちろんのこと、
指導し、運営をしてくれる監督・コーチなどの指導者、
スポット参加で助けてくれる野球好きのお父さん、
チーム運営を助けてくれる内助の柱、お母さん、
こういったところがイメージされるでしょう。
しかしながら、少年野球チームの関係者になると、
実はこれだけではありません。
少年野球チームの形にもよりますが、
グラウンドを提供してくれる主体も大事な関係者です。
学校や施設の管理者は、時には遅い時間だったり、
多少の雨天などの際にはグラウンドを貸せません。
しかし、多少サービスしてくれることもあります。
少年野球を頑張っている姿を見て、
また選手たちが礼儀正しく、マナーよくしているのを見て、
多少は面倒だなとは思いながらも、
良くしてくれている人もたくさんいるのです。
中には試合などの際には、いつも足を運んで見てくれる、
そういった管理人さんもいらっしゃいます。
そういう方々にもいつも感謝の意を持ちたいものです。
試合などの際に、ボランティアで審判を引き受けてくれる、
そういう方々も多いです。
中には定年されている方もいらっしゃり、
地元の少年野球を陰で支えてくれている人だったりします。
定期的に講習を受けたりして、地域の野球のために、
いつも努力されている方々です。
また、全国大会などに参加するようなチームなら、
後援ということで、地元のお店などから、
支援金を集めるような場面もあります。
試合への差し入れや、大会後の打ち上げなど、
いろんな場面で支えてくれる個人やお店も多いのです。
少年野球チームは、地元の人に支えられています。
このことを絶対に忘れてはいけませんし、
野球だけを教えるのではいけません。
少年野球を通して、社会とのつながりを感じることは、
非常に大事なことだと思っています。
今は大人も子供も以前よりも内向的になりがちですが、
人間ですから、話題ひとつあればすぐに心も開き、
通じ合って付き合いやすくなるものです。
少年野球にはそういう可能性があります。
ご近所づきあいが苦手だった人も、
子供が少年野球を始めたことがキッカケになり、
地域に溶け込むことができるようになることもあります。
少年野球の関係者は、思っているより多いものです。
野球だけではなく、
野球を通しての人と人のつながりも、
ぜひ楽しんでほしいと思います。
煩わしいことばかりがクローズアップされがちですが、
いいことも本当にいっぱいあるんですよ。