少年野球選手で体が小さいということは「損」なの?得なの?
少年野球や中学野球選手の身体が小さいということは損なのか?得なのか?
--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--
体が小さいからと少年野球では「不利だ」「損だ」という子が多い。
本当にそう言えますか?
体が大きい子ばかり得をしていますか?
体の大きさで違いが出ることももちろんあります。
- バッティング、遠くへ飛ばす力
- ピッチング、遠くに投げる力
- ピッチング、球のスピード
- ランニング、歩幅
体が大きければパワーもあって足が長く早い、
動きも素早いしフォームもキレイに保てる
そんな得ばかりあると思っている人は多いでしょう。
体が小さいことで悩んでいる子たちに言えることは
「少年野球は個人差が大きいから、自分の野球スタイルを持つことが大切」
ということでしょう。
小さくても1年後には背の順で一番後ろにいるかもしれない。
体力が大きくつき、体格も良くなるかもしれない。
少年野球をしている子供たちの成長を見ていると
大きい子でも小さい子でもその際1年後どうなっているかは想像がつきません。
そこで子供たちにできるアドバイスは
「慰める」ことではなく
「認める」ことです。
人にはそれぞれ良いところがあり、悪いところがある。
体の大きい子にも損をすることがあって
小さい子にも得をすることがあるんです。
身長が高い子はストライクゾーンが広く
広範囲をカバーしなければいけなくなりますし
守備側では機敏性から身長が低い子が得をするポジションもあります。
体の大きさは少年野球にはあまり持ち込む必要のない話題なんです。
盗塁だけで世界を渡った選手もいれば
テクニックだけでホームラン打者となって選手もいる。
選手が10人いれば10通りの活躍の仕方があります。
選手が100人いれば100種類のトレーニング方法があります。
体が小さいから損だと文句を言う前に
自分に一番合っている練習方法を見つけて
一番合っている技術を習得して一番合っているプレイヤーになりましょう。
小さくでも打者として守備として活躍することができる。
それを証明している選手もたくさんいます。
決して諦めずに突き進んでほしいですね。