少年野球の捕球のレベルを高めるトレーニング

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少年野球の捕球のレベルを高めるトレーニング

ゴロ捕球

冬場はなかなかグラウンドが使えず、
思い切り練習を使えないという地域もあります。

グラウンドが無くても練習はできるのですが、
目的を絞り込んだ練習をしないと非効率になります。

今回は「守備」に関する練習を紹介します。
この練習は「ボールを体の正面で迎える」練習です。

ゴロやフライの処理の時に、ついつい「一歩」をサボり、
腕を伸ばしてキャッチしていることがあるでしょう。

それは取れれば問題は無いのですが、クセになると、
「一歩」分守備範囲が狭まることになりますし、
またキャッチを失敗する可能性が高くなります。

ですから、できるだけ体の正面でキャッチする、
これができるだけでも守備範囲は広がり、
そしてエラーも少なくなるのです。

ゴロ捕球
練習方法としては、キャッチャーの防具をつけるか、
段ボールなどで即席の防具を作ります。

この練習は2人1組で行いますが、
1人はボールをトスもしくはワンバウンドで投げる役割、
もう一人は防具をつけてそのボールを受ける役割です。
2人が2~3メートルほど離れて行います。

ボールを受ける人は、手を使ってはいけません。
投げられたボールを、防具をつけた体で受けます。

必然的に体の正面でボールを受けるしかないので、
体をボールの正面に持っていくことになります。
また、バウンドさせたボールに対して、
体を自然にかぶせるように動く動きが身に着きます。

ボールを投げる側は、最初は近くから始めて、
だんだん体から遠いところにボールを投げてください。
また、ペースを早くするとそれだけ難易度が上がります。

体に当てられる範囲であればグラブは届きますから、
自然とグラウンド上での守備範囲も広がり、
また反射神経も高まって反応が良くなります。

体の正面を使うクセがつけば、エラーも減ります。

地味な練習ではありますが、
初心者から中級者まで広く使える練習です。
親子での練習にも良いので、
年末年始のタイミングでぜひやってみてください。


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