少年野球選手に必要なキャッチャーの基本練習

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少年野球選手に必要なキャッチャーの基本練習

 

--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--

 

キャッチャーミット

 

キャッチャーというポジションは
他の8人と比べても
かなり特殊です。

 

まず、守備の間
「一人だけ違う方向を向いている」
ポジションです。

 

また
一人だけ全身に防具を付けます。
これも独特ですよね。

 

そして、一人だけ座ってプレーします。

 

「座る」といっても
その姿勢は決して楽なものではありません。

 

座りながらも、捕球後すぐに立って
投げる準備をしていなくてはなりませんから。

 

実際にやってみると
膝や足首に掛かる負担は大きいものです。

 

そんなキャッチャーだけに
練習方法や身に付けるべきものも
他のポジションとは違ったものとなります。

 

まずは投球に対しての捕球姿勢です。

 

横に逸れつつ
ワンバウンドするような投球を
手だけで捕りにいってはいけません。

 

低い姿勢のまま体全体を横に移動させ
体全体を覆い被せるようにして
止める必要があります。

 

ピッチャーがワンバウンドを投げるたびに
毎回、後ろに逸らしていては
キャッチャーとして失格です。

 

「多少、逸れたボールを投げても止めてくれる」
この安心感がもたらす効果は
ピッチャーにとって、とても大きいものとなります。

 

コーチや仲間に、近い距離から
繰り返しワンバウンドの球を投げてもらい
それを繰り返し捕ることによって
捕球の姿勢を身に付けることができます。

 

少年野球のキャッチャーには
とても大変な練習です。

 

しかし、それもまた大切な基本練習なのです。

 

もう一つ、キャッチャー特有の守備に
「キャッチャーフライの捕球」
があります。

 

キャッチャーの頭上に上がったフライは
他のポジションと比べて処理が難しいものです。

 

まず、キャッチャーマスクを外す必要があります。
この動作が入る分、素早い動きが求められます。

 

そして、他のポジションとは向きが逆のぶん
落下点の目測も難しいものがあります。

 

これも、日々の基本練習で身に付けなくてはなりません。

 

ちなみに、指導者の立場からすると
ノックでキャッチャーフライを打つのは難しいものがあります。

 

「しっかりとしたノックが打てる監督やコーチがいる」
これはチームにとって大きなプラス要素となります。

 

指導者も日々、鍛錬が必要だということですね。

 


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