少年野球では何メートルの遠投ができたら良い?

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少年野球では何メートルの遠投ができたら良い?

 

少年野球の送球

 

 

肩が強いというのは良い選手の条件のひとつですが、
何メートルくらい遠投ができたら良いのでしょうか。
こういった疑問はあるかと思いますが、
何メートル投げられるかはあまり重要ではありません。

もちろん、外野手で矢のような送球で、
走者をアウトにするような場面もありますが、
少年野球ではそういったシーンはあまり多くないです。

個人的な見解では、70~80メートルを投げられるより、
30メートルを正確に投げられる選手の方が良い選手です。

野球の試合では長距離を投げるシーンより、
中継をつないで投げることの方が圧倒的に多いからです。

当然、内野手であればコントロールが命ですが、
外野手でもこの距離を正確に投げられることが大事です。

遠投というのは、距離が長くなるほど、
少しのズレが大きなズレになってしまいます。
ですから、よりコントロールが必要なのです。

また、強く大きく投げようとするほど、
ボールは山なりに弧を描くようになりますが、
これで距離をかせいでも試合では使えません。
力加減を間違えると大事にもなりやすいです。

ビシッと真っ直ぐに近い軌道のボールを、
どれだけ正確に投げられるか、
それが遠投では距離よりも大事なことです。

 

送球

 

肩を作るための遠投の練習では、徐々に距離を長くし、
ある程度の距離を投げられるくらいになると良いですが、
この距離が必ずしも選手の良し悪しにはなりません。

体が野球の動作に慣れてきて、基礎体力がつけば、
ある程度の距離はみんな十分投げられます。
張り合うなら、コントロールで張り合うべきです。

もうひとつ言えば、目標までの到達時間で張り合いましょう。

遠くに投げようと思えば、斜め45度くらいが最も距離が出ます。
しかし、他の選手のグラブまでとう目標を考えると、
最速になるのは真っ直ぐのボールですから、
普段から真っ直ぐ投げられる距離を意識しましょう。
ですから、あまり距離は気にする必要はありません。
30~50メートルも投げられれば十分です。

その距離をいかに速い動作で、コントロールよく、
真っ直ぐに投げられるかを意識して練習してください。


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