バッティングで押し込む力をつける練習方法

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バッティングで押し込む力をつける練習方法

少年野球スイング

 

バッティングでパワーのある打球を打ちたいのであれば、
最終的に必要なのが「押し込む」技術です。

速球に力負けすることが多い少年野球選手は、
スイングスピードやパワーが不足していることもありますが、
この押し込む技術が不足していることもあります。

軟式野球ではボールが軟らかいこともあり、
特にこの押し込むことによって打球の伸びが期待できます。
バッティングで押し込むと言うのは、
バットとボールのインパクトの瞬間に、
ただ跳ね返すのでなく、もう一段力を加えることです。

これができるかどうかで打球の威力が変わります。

この押し込む技術を身に着ける練習をすると、
打球のパワーが違ってきます。

タイヤ打ち
どういった練習をするのが良いのかと言うと、
ひとつは空気の多少抜けたサッカーボールや
バレーボールなどの大きく重いボールを打つことです。

こういったボールは、ただスイングして「叩いて」も
あまり飛んでくれません。

「叩く」だけでなく、そこから押し込む必要が生じます。

インパクトの瞬間に全身を使ってもう一押しをすると、
ボールをある程度運ぶことができるようになります。
そして、有効な方法のひとつが、
バットを使って剣道の「面」打ちをすることです。

上から下に向けてバットを振りますが、
鍬を振るようにではなく、
顔の高さで、ピタッと止められるように、
またできるだけ速く振ることです。

真上から真下だけではなく、
やや斜めに振り下ろす「袈裟斬り」の動きも良いでしょう。

ポイントは「バットのヘッドを走らせる」ことです。

ただ振った場合と、振った最後にしっかり手首で押し込む場合、
バットのしなりというか、ヘッドのスピードが、
まるで違ってくると思います。

しっかり押し込む感覚をつけ、手首を強化するのに
持ってこいの練習方法です。

世界のホームラン王である王貞治さんは、
日本刀の真剣を振ることで練習をしていたそうです。

日本刀の重さは1~1.5kgほどとされていますので、
野球のバットの重量と比べると重いです。
そんな日本刀で鍛えた押し込みの強さがあったからこそ、
決して大柄ではないながらホームランを量産できたのでしょう。

あまり重いバットを使うと体を傷めますので、
軽めのバットでヘッドを走らせる感覚を大事にしましょう。

少年野球バッティング
こういった練習で押し込む技術が身に着くと、
打球に変化が生じます。

一人でもできる練習なので、ぜひやってみてください!


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