少年野球選手が知らない右投手と左投手の違い

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少年野球選手が知らない右投手と左投手の違い

少年野球ピッチャー

少年野球選手の中には、相手投手の利き腕によらず、
「ボールが来たら打つ」と考えている人も多いですが、
実はこれはそんな簡単な話ではありません。

右投手と左投手で何がそんなに違うのでしょうか。
一般的には希少性の差であったり、
また打席に立った際に狙われるコースの違い、
ボールが逃げていくか近づいてくるかなど、
様々な違いがあると言われています。

もちろん、それらも投手の利き腕からの違いです。

しかし、最も違うことのひとつは「距離」なのです。

右投手と左投手では、バッターまでの距離が違います。

 

打撃練習
たとえば、右打者が右投手を相手にする場合と、
右打者が左投手を相手にする場合とでは、
ピッチャーがボールをリリースする位置から、
バッターの手元までの距離は肩幅以上に違います。

体の大きな子やサイドスローの子なら、
1メートルくらい違う場合もあるほどです。
マウンド上のプレートのどこを踏むかでも、
さらに違いを作りだすことができます。

グラウンド規格

少年野球の野球場の大きさで言えば、
マウンドからホームベースまでは16メートルです。

その中で1メートル変わると大きな違いであり、
タイミングも同じようにはいきません。

同じ球の速さだとしてもタイミングはズレやすく、
また球のノビの感じられ方も違います。
さらにボールの角度も違ってくるのです。

「来たら打つ」と思っているだけでは、
そうそう簡単に打てるものではないのです。

ですから、右投手向けのバッティングと、
左投手向けのバッティングは別であり、
別の練習をする必要があります。

チームに左投手(右投手)がいない場合には、
せめてリリースされる位置をずらすなどして、
左投手をイメージした練習をしましょう。

 

バッティング練習
逆に右投手や左投手がいる場合には、
こうした違いを上手く利用して投手を起用し、
うまく違いを使った配球を心がけましょう。

少年野球のうちから違いをわかって練習すると、
変化球が使える年代になるとさらに有効に使えます。


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