少年野球選手の素振りの回数

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少年野球選手の素振りの回数

バッティング

少年野球に限らず、野球の練習の代名詞と言えば素振りです。

実際の打席をイメージしてバットを振りぬく、
たったこれだけの練習ではありますが、
バリエーションも豊富にありますし、
少年野球はもちろん、プロになっても欠かせません。

そんな素振りですが、回数は何回くらいするのが適当でしょうか。
素振りは目的をもって行うべきなのですが、
その目的は個人によって様々です。

ですから、素振りの回数にも正解はありません。

野球を頑張っている子の中には、

「毎日家に帰ってから素振りを100回している」

という子もよくいますが、100回くらいは小学生でもします。

中学、高校になると、300、500、1000と素振りをする子もおり、
皆、回数にこだわって練習をしているのがわかります。

しかし、こういった回数を重ねる練習は、
あまり意味がなく、途中から作業になります。

サッカーやバスケットのシュート練習なら、
試合を想定して、疲れた状態でも正確に打てるように、
という形でひたすら回数をこなすこともありますが、
正直野球では疲労困憊の状態でバットを振るということは
ほとんど無いと言ってもいいです。

そのため、量をこなすことには意味が少なく、
量よりも質にこだわって練習をする必要があります。

ティーバッティング
素振りの質を高めるためには、

「何を目的に素振りをしているのか」

をきちんと考えることです。

スイングスピードを速くしたいなら速く振る。

苦手なコースにバットを出す練習なのであれば、
そのコースにボールが来るのをイメージして振る。

フォームをチェックする目的であれば、
一回一回のフォームに集中しながら振る。

そういった目的をもった上で素振りをして、
その上で回数を考えるのが正解です。

回数を重ねるほど集中力は無くなってきますから、
適当になってきたと感じたら切り上げるか、
気分転換をするか、気合を入れて再開しましょう。

フルスイング
少年野球では100回くらいの回数があれば、
目的さえしっかりしていれば十分効果を見込めます。

また、回数が多いと、毎日持続する上でも、
多くの時間と体力を必要として難しくなります。

100回以上やりたいのは素晴らしいことですが、
適当だと思える回数で切り上げることを忘れずに。
ダラダラではなく、集中してバットを振る。

これができる素振りの回数を増やしましょう。


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