少年野球と二段モーション

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少年野球と二段モーション

少年野球ピッチャー

最近のニュースで二段モーションが話題になっていますが、
このことについてちょっとお話したいと思います。
話題になっている二段モーションですが、
これは投球動作の中で足をいったん上げてから下げ、
そこからまた足を上げて投球動作を行うことです。

ニュースになっているのは、
これが許容されるようなったという話です。

これによってタイミングを外したり、
また投げ急ぎを防ぐことができるという理由で、
プロでも二段モーションを使っていた選手も多くいます。

これについてハッキリとした基準があいまいであり、
審判によってはボーク(反則投球)を取られるとして、
特にアマチュア野球や少年野球では避けられていました。

野球のルールの中では、投球動作において、
全身が完全に静止した状態があればボークとみなします。

二段モーションではこれに抵触すると見られる動作が多く、
それをどこまで許容するかに指針が無かったために、
よく混乱を招いていました。

この問題がひとつ終息したと言えます。

少年野球ピッチャー
少年野球としては、現行ルールでは変わらず、
基本的には禁止となると思いますが、
プロで明確な許可が出たことからプロ選手で増え、
その影響で少年野球選手でも真似する子が増えるでしょう。

しかし、禁止は禁止でも、それが自然であれば、
特にあれこれ言う必要はありませんし、
そもそもよほど悪質な意図を感じない限りは、
少年野球でボークを取るべきではありません。

ボークが出たときの雰囲気というのは、。
率直に言って非常に良くありません。
投手が針のむしろになる可能性もあります。

ですから、審判をする機会がある人は、
そこまで目くじら立てて見張るよりも、
「まあいいんじゃないの」くらいでいいでしょう。
気になるようなら一度注意をするくらいにするべきです。

キャッチャー
二段モーションをあえて少年野球で使うべきかといえば、
まずは普通の投げ方を完成させたい時期ですから、
あえて取り組む必要はありません。

もしもチャレンジしたいという場合は、
公式的な試合では使わないように注意するか、
しっかり規約などを確認した上で、
ボークを取られかねないリスクがあることをわかって
監督やチームメイトの許可を取って使いましょう。


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