少年野球の練習は目標設定が必要

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少年野球の練習は目標設定が必要

守備練習

少年野球を指導する際に気を付けてほしいのが、
「しっかり目標を設定する」ということです。

この目標設定を指導者が全然しない場合には、
選手たちも自ら目標を決めることをしなくなります。

昔の野球指導では目標のない練習が多くありました。

「1000本ノック」という言葉がありますが、
あれは1000本を打つノッカーの自己満足でしかなく、
ノックを受ける側からすると目標が無いのです。

これが1000本のうち700本は捕るなど決まっているなら、
少しは違うのかもしれませんが、
とにかくみんなで1000本受けるということが目標になり、
根性を鍛えるという練習にしかならないのです。

しかも、根性は数値化しにくいので、
練習の成果を測定するのも難しいものです。

練習の定番のように考えて適当にやらないように、
注意しておかないといけません。

ベース守備

同じ練習でも、誰が行うかによって、
その練習の目標が違ってきます。

チームに入団したての選手と、
もうレギュラーでバリバリやっている子では、
目標に置くべきことがまるで違います。

選手たちが自分で目標を設定して練習できるようになるまで、
指導者が日々目標を設定してあげることです。

自分で目標を設定して練習できるようになれば、
第二第三の指導者としてチームで良い手本になります。

野球ノートを作らせるチームも多いですが、
これは目標設定を意識させるうえで効果的です。

賢い子は、指導者が与える目標に加えて、
自分自身の目標を決めて練習するようになります。

送球

練習というと、同じことを繰り返しながら、
精度を高めていくことばかりを考えがちです。

しかし、同じことを繰り返していても、
方法が間違っていれば失敗を繰り返すだけです。
失敗は精度に関係なく失敗です。

だから、正しい方法を探すのも練習です。

目標は数字にできるのが一番ですが、
数字にするのが難しい目標もあります。
指導者とうまく目標の立て方も相談してください。

難しく考えず、昨日の自分より上手くなるには、
何をしたらいいのかを具体的に考えましょう。

それが練習の中での目標設定です。


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