少年野球選手は野球だけやっていてはダメ

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少年野球選手は野球だけやっていてはダメ

 

--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--

 

「ほかのスポーツはいっさいやらずに、
野球だけやっているほうが、野球が上手くなるんですか?」

 

少年野球の子どもたち、そして親御さんから私が多く聞かれる質問です。

 

少年野球

 

そう聞かれたときの私の答えは、いつも決まっています。

 

「野球に限らず、子どものうちは
サッカー、テニス、バスケットボール、水泳などもどんどんやって
バランスよく身体を鍛えたほうがいいですよ」

 

驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、
私は本当にそう思っているんです。

 

 

野球だけやっていて、野球が上手くなることはありません。

これだけは断言できます。

 

ウォーミングアップ

 

 

考えてみてください。

実は野球って、バランスの悪いスポーツなのです。

上半身と下半身がバラバラに動く。

バットを振るのも、ボールを投げるのも、
いつも決まった方向にしか動かさず、
かたよった筋肉がつきがちです。

そうかといって、最近はやりのウエイトトレーニングは
小学生のうちは必要ありません。

身体ができていない小学生のうちから
ウエイトトレーニングをやってしまうと、
かえってケガが多くなってしまいがちです。

そのうえウエイトトレーニングで鍛えられるのは
身体の外側を包む筋肉。

このことを知らずに、いっしょうけんめいウエイトを
やっても意味がないどころか、ケガの要因となってしまいます。

 

子どものうちは筋肉を鍛えることより

「身体を動かすための運動神経」を

鍛えたほうがよいでしょう。

 

脳が「こう動け!」と指令を出して、
肉体を動かしてプレーさせるのは
神経の働きにほかありません。

 

この神経の反応がよく、
肉体がスムーズに連動して動かせる人、
これこそが「スポーツのできる人」なのです。

 

少年野球の送球

 

何度もいいますが、

運動神経はウエイトトレーニングでは鍛えることができません。

このことは知っておいたほうがいいと思います。

 

子どものころは野球に限らず、
いろいろなスポーツをして、神経の反射を高め、
筋肉や関節をより柔軟にしてしなやかにすること。

 

これが野球が上手くなるための第一歩といえるのかもしれません。

 


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