少年野球で闘争心は必要なの?
少年野球で闘争心は必要なの?
少年野球のみならず、少年スポーツにおいて、
「闘争心」が必要かどうかは意見が分かれます。
というか「闘争心」の定義があいまいなのが問題です。
闘争心なしには競争や競技は基本的にできません。
ですから、少年野球選手たちは、ぜひ闘争心を持ちましょう。
闘争心は野球をするなら絶対必要です。
闘争心というと、ケンカしそうなイメージを持つ人もいますが、
純粋に「勝ちたい」という気持ちを持つことであり、
負けたら「悔しい」と思うことです。
普通に遊びで野球をしていても闘争心は湧いてきます。
むしろ、闘争心が全く無いなら、やる気がない、
ジ●イアンに無理やり野球をさせられるの●太くんです。
闘争心があるからこそ問題が生じるケースもありますが、
だからと言って無くして良いものでもありません。
闘争心が無い子はあまり成長しません。
闘争心はあるのが普通で、
それをどう出すかをコントロールすることこそ、
本当に身に着けないといけないことです。
闘争心が無いことがお上品なわけでも、
精神的に成長していることでもないのです。
大きく成長する子は例外なく、
強い闘争心と、上手な表現を知っています。
他人と戦うこと、自分と戦うことを知っています。
「争うな」という指導が良い指導ではありません。
むしろ競争を奨励し、ルールにのっとった競争をさせること、
それが指導者の仕事であり手腕の見せ所です。
少年野球ではきれいごとは大事です。
ぜひ大事にしてほしいです。
クリーンに、仲良く、野球を楽しむ。
礼儀を学び、心身を健康に育てる。
とってもいいことです。
しかし、野球の楽しみのひとつは相手がいることです。
また、常に自分という相手がいます。
相手と争うのだから勝ちたいと思うのが正常であり、
今の自分を超えたいと思って努力するのが正常です。
変にきれいごとに囚われて、自然な姿を無くさないでください。
大事なのは闘争心が変な方向に行かないことであり、
闘争心を無くすことではありません。
ケンカはダメですが、競争はどんどんしてください。
それが上達する心構えです。