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意外と知らない野球のルール
つい最近聞いた話ですが、軟式の草野球の試合。
つまり高校野球や大学野球での経験がある
選手ばかりのチーム同士の試合で大会を行っているそうで
かなり真剣な試合です。
2アウトランナーなし、バッターは4番バッターでした。
2ストライク1ボールと追い込み
ピッチャー有利となった次の球です。
この試合で初めてスローカーブを投げ、バッターは手が出ず
審判の「ストライク」という大きな声が響き渡りました。
見逃し三振です。
ピッチャーも野手もベンチに戻っていきます。
この時、真ん中のスローカーブをキャッチャーはボールをはじいていて
ぽろっと落とすもすぐに拾いピッチャーに返し
ピッチャーはボールをマウンドにおいて戻っていました。
バッターは見逃し三振をして1塁に走っていきました。
もちろん1塁に送球されてなければ、タッチもされていません。
審判はアウトを宣告していて攻守交替するようにいい
抗議するも判定は変わらなかったそうです。
分かるでしょうか?
これは誤審なんです。
正しいのはバッターで「振り逃げ」が成立しているのです。
後で審判や選手に聞きに行くと
「振っていないから振り逃げではない。見逃し三振だ。」ということ。
野球の規則では
打者はストライクを3回宣告されると三振になり、
少なくとも捕手が捕球していればアウトになる。
しかし、一塁に走者がいない、もしくは二死の状況で
第3ストライクにあたる投球を捕手が正規に捕球できなかった場合には
打者は一塁への進塁を試みることができる。
このとき打者をアウトにするには
打者が一塁に到達する前に
打者または一塁に触球しなければならない(公認野球規則6・05(j))。
打者がアウトにならずに一塁に到達すると
走者として一塁を占有することができる(公認野球規則6・09(b))。
とあります。
なので3ストライク目にバットを振ってなくても
キャッチャーが完全捕球できなければ「振り逃げ」ができるのです。
この試合で分かっていたのは4番バッターの選手だけでした。
とても残念です。
このようにあまり知られていないルールがあると思います。
とくに少年野球の選手ではルールを知らない選手もいると思います。
ルールを学び直すことも大事ですね。
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