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右投げ左打ちは少年野球で有利か?


「左投げ・右打ち」という選手は
あまり見かけませんが
その逆は多いのではないでしょうか。

プロ野球の一流選手にも数多く見られます。

一般的に

右利きの選手は右打ち
左利きの選手は左打ち

となっていますが
必ずしもそうでなくてはならない
ということもありません。

バッティングの際、主に力を入れるのは
バットを引っ張る腕です。
ピッチャーに向かっている側の腕とも言えます。

左打ちの場合、右腕がそれにあたります。
そう、右利きの人の利き腕です。

左打ちのメリットって、結構ありますよね。
パッと思いつくだけでも

「一塁ベースに近い」
「右ピッチャーの球が見やすい」
「盗塁の際、捕手が二塁へ投げにくい」

といったところです。

また、チームとしても右打者ばかりだと
打線にアクセントがなくなります。
9人中左打ちが1、2人ぐらいしかいないチームも
案外多いものです。

ならば
「みんな左打ちになればいい」
と思ってしまうところですが
そう簡単なものでもありません。

実は「利き腕」自体もそうですが、
こういったものは
すべて「慣れ」から成り立っています。

右利きの人が圧倒的に多いのは
右手でペンやお箸が使えるよう
幼いころからお父さんお母さんが
子供に教えるケースが多いからです。

では、野球の右打ち左打ちはどうでしょう?

「野球をはじめた時に、どっちで振りはじめたか」

ということになります。

そして、その左右どちらかで慣れてしまえばしまうほど
逆では振りづらくなるのです。

プロ野球選手がキャンプ中に
スイッチヒッターへの転向を目指して
練習に励むケースがありますが
プロでもなかなか大変なようです。

でも、逆に言えば
まだ振り方に慣れていない時期なら
右打ちから左打ちに変えることも
それほど困難ではないのです。

つまり、それは少年野球のころだと言えます。
そのタイミングに、適切な指導者のもとで教われば
打ち方を変えるのも、さほど困難ではないかと思います。

もちろん
「左打ちが絶対にいい」
と言いたいわけではありません。

右打ちでスムーズに振れているものを
むりやり変える必要はありません。

でも、もし右バッターとして伸びあぐねているのであれば
ひとつのきっかけとなるかもしれません。

子供たちに
いろんな可能性や、きっかけを与えてあげるのも
指導者の大切な役割だと思います。

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