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野球のケガを防ぐには身体のしくみを理解することが大切

あれだけ野球が好きだった子どもたちが 「野球をやめたいんですが」といってくるときほど 悲しいことはありません。

その原因を聞いてみると、 肩やひじ、腰など身体のどこかを痛めてやめていくのです。

たしかに子どものうちからケガで痛い思いをしてしまうと、 少しずつ野球が嫌いになっていってしまいがちです。

投げるたびに肩やひじに痛みが走ったり、 バットを振ったときに腰にズンと痛みがあったりすると、

それだけで「あ、今日はもうやめよう」と 弱気の虫が顔をうずいてしまうもの。

私の立場からすると複雑な思いがしますが、 子どもの立場になって考えてみたら 「こんな痛い思いをしなくてすむならやめてしまおう」

と考えたって、不思議なことではありません。

大きなケガをしない。あるいは痛めない。

そのために正しい身体の使い方を知ること。

そのために人間の身体の構造や動き方や使い方を 私たちは少年野球教室で子どもたちに指導しています。

一見すると複雑そうに見える「身体の動きのしくみ」ですが、 知れば知るほど実は人間の構造はシンプルなのです。

ただし、子どものうちから自分で身体のしくみついて 学ぼうとするかといえば、まず無理でしょう。

勉強で教わっていないことのほうが多いわけですから、 しくみの前に言葉の意味を理解するのに四苦八苦してしまいがちです。

そこで私たちが、子どもたちにわかる言葉で やさしく教えています。

「こういう腕の使い方をしたら、 コントロールがよくなるんじゃないかな?」
「インコースのボールを打つと ボテボテの打球が多くなってしまうのはどうしてだろう?」
「もっと上手くなりたい」と思っている子どもほど、 私たちスタッフの言葉をもらさず聞いてくれます。

もし故障しそうなフォームでボールを投げていたら 「こうしたほうがいいんじゃないかな?」 と一言アドバイスをするだけで、ちょっと変えてみようと あれこれ試しています。

実はこれが非常に大切なことなのです。

ケガをせずに野球を続けていれば、 いつかは自分の知らなかった能力が目覚めるときがくるかもしれません。

そのためにも「ケガをさせない指導」も大切なことであると考えています。

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