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野球を始めた年齢では、上手い下手の優劣が決まらない
「うちの子どもは、みんなより遅い年齢から野球を始めたから、まだまだ下手なままなんですよね」……こういうことをいわれる親御さんを時折見かけます。
でも実際のところ、子どもにとって年数はあまり関係のないところです。
9歳から15歳までの間は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、運動神経が一番伸びる時期です。
とくに体力以上に、技術を習得しやすいといわれるので、9歳くらいから少年野球を始める子が多いのも、こうした理由から当てはめてみるとちょうどよい時期だといえます。
けれども小学校の高学年から野球を始めたからといって、それ以前に始めた子と比べて技術的な差が大きく出るのかといえば、そんなことはありません。
「まだ始めて1年にも満たないから……」
「○○くんは9歳から野球を始めたけども、 うちの子は11歳から始めたから下手でも仕方がない」
わが子があまり上手くなければ親御さんはこのような心境になられるかもしれません。
しかし、上達していくうえで、この発想は非常にまずいのです。
「まだ○○だから……」といってしまうと、そこに言い訳ができてしまいます。
その結果、「できないこと」が「できなくていいこと」になってしまうのです。
いつまでたっても自分より先に野球を始めた人には追いつくことはないでしょうし、後から始めた人にだって追い抜かれてしまうかもしれません。
今、できないことはどうやったらできるようになるのか。
考えなくてはならないのはこの点に尽きます。
野球に限らず何か新しいことを始めたときに先に始めた人と比べたら知識や技術がおとっているのは仕方のないこと。
けれどもそこに甘んじてしまうと、「もっと上手くなりたい。そのためにはどうすればいいか」と努力する気持ちをなくしてしまいます。
「まだ始めて間もないからできなくていい」
それではいったいいつになったらできるようになるのでしょうか。
この言葉は、その子の持っている力を眠らせたままにしかねない、私はそう考えているのです。
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