強打者にグッと近づくスラッガーへの道7つのポイントプレゼント!

「腕のしなりを利かせる」とは?
以前、このコラムにキャッチボールのことを書いたとき、ものすごい反響をいただきました。そこで、今回はキャッチボールについて、あらためてお話したいと思います。
私どもも野球少年たちを指導していて、野球少年、または親御さんからキャッチボールをする際、ひじと腕の使い方が分からないということをよく耳にします。
とくに理解しがたいのが、「ひじを前から出し、しなりを利かせる」こと。
これって、チームのコーチからよく言われませんか?
もちろん、この考え方は正解です。
ただ、頭で考えながらいざ練習してみると、ギコチない動きになってしまうのもまた事実でして。。。
ですから、この言葉を理解するためにも、いったん野球から離れて考えてみましょう。
たとえば、サッカーのスローイングをする場合。
サッカーのスローイングでは、ボールを両手で持って投げますが、このとき必ずといっていいほど、
ボールよりもひじが先に出てきます。
また、バスケットのシュートも同様に、ゴールを狙う際にはボールよりもひじが先に出ています。
さらに、テニスのラケットを持ってサーブやスマッシュを打つ場合、ラケットの網の部分は、必ずといっていいほど、ひじより遅れて出てくるものです。
どうでしょう?
サッカーのスローイング、バスケットのシュート、テニスのサーブやスマッシュなどは、意識しなくても自然とひじから前に出て、ひじが伸びたところでボールを投げたり打ったりすることができますよね。
じつはこれこそが、「ひじを前に出し、しなりを利かせる」野球の投球モーションと一致するのです。
日本では小さいころから野球をやらせると、その競技しかやらせない、という親御さんも数多くいます。
けれども、小さいうちは他の競技もいろいろと経験させることによって、こうしたことも学べるようになるのです。
野球の投げ方とサッカーのスローイング、バスケットのシュート、テニスのスマッシュが共通しているなんて、考えてもみなかったという方も、実は多いのではないでしょうか?
そしてこの4つには「ある共通点」があるのです。それについては、次回、お伝えしていくことにしましょう。
images
教室で選ぶ
images