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少年野球でのポジションの決め方とは

指導者が頭を悩ますのが、ポジションの決め方です。

どんなチームでも、さまざまな個性を持った子たちがいます。

グラブさばきがうまいけど、足はそれほど速くない子。

俊足だけど球際が弱い子。

気持ちが強くて積極性のある子……など、こうした子たちをどこのポジションにつかせるべきか、

あれこれ考えてしまうことでしょう。


そこで、ここではピッチャー以外の8つのポジションについて、どんなタイプがつけばよいか、レクチャーしていきましょう。


まずキャッチャーですが、理想としては判断力があって、肩が強く、キャッチングもうまくて、しっかりした配球のできること。

さらにいえば、バッターの弱点を見抜けることも挙げられます。


また、チームの司令塔としての役割を求められるため、「グラウンド上の監督」ともいうべき能力も必要となるのです。


次にファーストですが、ここはバント処理や野手からの送球でワンバウンド捕球の上手な子が適しています。

さらにいえば、背の高い子が望ましいです。


そしてセカンドとショートは、二遊間という位置づけで考えています。ここで求められるのは、動き出しである第一歩の速さと、打球を予測する能力です。


また、キャッチャーの配球が見えるポジションなので、バッターの打球を予測できるようならば合格といえます。


さらにサードは、「身体を張ってでもボールを止める!」というメンタル的に積極性のある強い子が向いています。


最後に外野は守備範囲の広さと肩の強さです。

ひと昔前は、足の速い子は、二遊間につかせることが多かったですが、今は外野にすることが多いようです。


とくにライトはイチロー選手に代表されるように、3塁やホームに「一直線に強く、伸びるボール」を投げる子がよいとされています。


昔、ライトを守っている子は、あまりうまくない子が多かったために、「ライパチくん」(ライトで8番バッターという意味)などと言われていたものですが、

今は違います。


ライト線や右中間、フェンス際の打球というのは、センター真後ろの打球と同じくらい、三塁やホームにもっとも遠くなります。


そのため強い肩が要求されることを覚えておくとよいでしょう。

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