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少年野球における「センス」ってなんだろう?
野球がうまい子を「センスがいいね」のひとことで
片づけてしまったら、その子はほんとうに喜ぶでしょうか?
たとえば「野球のセンスがいい」
と思われる子がいたとします。
投げること、打つこと、走ること、
どれをとっても、ほかの子よりも優れていたとき、
「君はセンスがあるよね」
と言ったら、喜んでくれるのか? といえば、
私は残念ながら心の底からは喜ばないんじゃないかと思います。
なぜならその子は「努力して身につけたこと」
だと思っているからです。
毎日、決まった時間に素振りをする。
あるいはシャドーピッチングをする。
はたまた、近所の壁にボールをぶつけて
ゴロを捕る練習をする。
こうした練習を毎日反復することによって、
野球の技術が身についてくるものです。
毎日の積み重ねは、後にほかの子たちとの
差となってあらわれます。
けれどもそれは「センスがいい」ではなくて、
「うまくなっていった」のだと、私は思っているんです。
ですから親御さんにお願いしたいのは、
わが子がどんどんうまくなっていったら
陰でたくさん練習していること、汗を流していることに
ちゃんと気がついてほしいんです。
そのときにかけてあげる言葉は、
「センスがいいね」ではなく、
「毎日努力しているんだね。えらいな」
こういってもらえると、子どもはますます
やる気になります。
反対に努力してもなかなかうまくいかない子だったら、
「もうちょっとがんばってみようか」
「きっとこれからうまくなっていくよ」
「あきらめちゃダメだよ」
と優しくいってあげること。
これは私たちスクールのスタッフの役目でもあるんですが、
正しい練習方法を教えてあげて、その子の成長する様子を
見守ってあげるのは絶対に必要なことです。
野球をやっている子は全員、
「もっとうまくなりたい」と思っているもの。
その子たちの背中をそっと押してあげて、
やる気にさせるのも、私たち大人の役割です。
繰り返しいいますが、野球をやっていて
「うまくなりたくない」なんて思う子は一人もいません。
そのためにも、うまくなったら「センスがあるね」ではなく、
「毎日、がんばっているんだね」と声をかけてあげるように
してみてください。
きっと子どもたちも「ああ、みてくれているんだな」と
さらにがんばるようになるはずです。
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