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少年野球のコーチの役割は重要である



バッテリーが常に頭を悩ますのが、
「どうやったらバッターを打ちとれるか」、
これはプロ野球に限ったことではなく、
少年野球から高校、大学、社会人野球と
常につきまとう課題です。


そのために必要なのが配球ですが、
そもそもバッターを抑えるのに、
「こういう配球をすれば打ちとれる」という答えはありません。

そこで大切になってくるのが、
それまで対戦したなかで、どういう打ち方をしていたか、
これをチェックすることです。

たとえば1番バッターがいて、

・1打席目、甘いストレートを引っ張りました。
・2打席目はアウトコースよりの変化球を右に打たれました。
・3打席目は内角高めのボールを詰まらせました。

このようなデータを、いかに自分のものにして、
次の対戦につなげていくかが大切です。

とくにまだ体力と技術のおぼつかない少年野球の段階だと、
ストライクゾーンにボールを投げることに必死で、
こうしたことまで頭が及ばないケースが往々にしてあるものです。

そこで大切になってくるのがチームのコーチの存在。

ベンチ内でスコアブックをつけながら、相手を打ちとったのは
どんなボールだったかは、自らの目で判断できるでしょうから、
スコアをつけながらも、どんなコースで打ちとったかも
あわせて記録しておくことをおススメします。

こうすると他のチームよりもちょっと、
深い野球ができるようになるものです。

そのために必要なのはベンチ内でキャッチャーの子と
密にコミュニケーションをとるように心がけること。

「次のイニングで回ってくるバッターは、
 高めのボールに強いから、できるだけ低めにボールを要求するようにしなさい。
「前の打席では、外角一辺倒の攻めをしていなかったか?」

などと、ベンチから見ていて気づいたことをアドバイスしてあげれば、
「あっそうか」
とキャッチャーの子もハッと気づかされることもあるものです。

1打席1打席のデータを分析し、
次の勝負に生かしていくためにも、コーチの役目は
より重要となってくるということだけは、知っておいて損はないでしょう。


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