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少年野球のバッティング練習



バッティング練習には、

・生きたボールを打つことを目的とした練習
・数多く打つこむことを目的とした練習

の2つにわけられます。


生きたボールを打つのに最適な練習といえば、

守備がついたシートバッティングになります。


もちろんこの場合には、バッティングと守備だけでなく、

走塁もからめた実戦練習になる場合もあります。


また、数多く打ちこむ場合には、

バッティングピッチャーに数多く投げてもらいます。

あるいはチームによっては、マシンを使うところも

あるはずです。


マシンですと、人のようにバテるようなことはありませんし、

ある程度の速度を設定し、それを次々と打ちこむことによって、

スピードボールに慣れることだってできるはずです。


それに生身のピッチャーに頼ると、

コントロールの問題や球数といった問題に直面してしまいます。


球速があり、また数多く打つ場合には、

マシンが最適であるというのは間違いありません。


ただし、マシンを使う場合には、弊害があることも

知っておく必要があります。

マシンは人の腕のように、時間をかけてボールを

投げるわけではありません。


人が投げれば、足を上げてからのタイミングや間といったものを

はかりながら、あるいは注視しながら始動していくものですが、

マシンは一定のリズムでボールが出てくるので、

タイミングさえ合えば、それなりのバッティングができてしまう。


そうなると、バッターはボールの出どころが

わかりにくいボールに対して、コンパクトに打つ傾向が高くなります。


その結果、「打ち方が小さくなってしまう」のです。

また、これこそがマシンゆえの、最大の弊害なのです。


こうしたことがマシンを使ったバッティング練習で

起こりうるということを、監督やコーチは知っておく

必要がありますし、打ち方がこじんまりとしないように、

常日頃から生きたボールを打てるよう、練習に取り入れて

おくことが大切です。


マシンを使って練習する場合には、

事前に子どもたちへマシンを使ったバッティング練習の

メリットとデメリットを、説明しておいたほうがよいでしょう。


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