少年野球におけるキャッチボールの注意点(その2)

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少年野球におけるキャッチボールの注意点(その2)

 

--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--

 

キャッチボールをさせたとき、

必ずチェックしなければならない

ポイントがあります。

 

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それが、

「ボールの回転」です。

 

 

ボールの回転とはすなわち、

まっすぐ直線に投げられているか。

 

 

あるいはスライダー回転になってしまっているか、

シュート回転になってしまっているかどうかです。

 

 

このとき、相手に投げたボールが

まっすぐ直線に届いているようでしたら

問題はありません。

 

IMG_0652.JPG

 

 

 

 

 

よい投げ方やボールの握り方、

体勢ができている証拠です。

 

 

けれどもスライダー気味に

なっているときには多くの場合、

ボールの握り替えに問題があるときです。

 

 

正しい握り方ができないまま

送球しているためなので、

日ごろからボールを握りかえる訓練を

積んだほうがよいでしょう。

 

 

一番やっかいなのが、シュート回転しているとき。

 

 

実はよくない送球の9割以上の野球少年たちは、

シュート回転がかかっているという事実があるんです。

 

 

シュート回転するにはいくつか原因が挙げられます。

 

IMG_0568.JPG

 

 

 

 

まず一つは

インステップしてしまっているとき。

これは踏み出した足が、

軸足より利き腕側に

入りこんでしまっている状態のことをいいます。

 

 

この投げ方ですと、

ふくらはぎやヒザ、腰などを故障しやすいので、

矯正する必要があります。

 

次にグラブ側の手がまったく使えていないとき。

 

 

グラブ側の手は、投げる際に巻き込むように引きつけて、

バランスよく保ち、力強く腕を振るための

サポートする役割を果たします。

 

 

そのため腕を垂れ下げているだけでは、

速くて伸びるボールは投げられません。

 

 

さらに考えられるのが、

身体が開いて腕の動きが遅れる場合や、

身体のバランスがよくないときなどもあるので、

フォームチェックをすれば、

どこが悪いか発見できるはずです。

 

 

しかも腕の動きが遅れたり、

身体のバランスが悪いフォームで投げていると、

故障する要因にもなってきます。

 

 

そうした理由からも、

キャッチボールの際にシュート回転がかかったボールを

投げているような少年がいたら、

いったんキャッチボールを止めて、

どこが悪いのかアドバイスをしてあげるのも、

正しいいフォームに修正する方法の一つです。

 

 

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