少年野球のセレクションの種目とレベル
少年野球のセレクションの種目とレベル
少年野球の世界でもセレクションがありますが、
これは地域で選抜チームを作る場合や、
またプロ球団のジュニアチームの募集で行われます。
こうしたセレクションではどんな種目が行われ、
どんなレベルになっているのでしょうか。
年齢別で行われることが多いですが、
小学校の高学年で行われるセレクションなら、
50m走
キャッチボール(or遠投)
ピッチング
守備(ポジション別のシートノックが多い)
バッティング(ロングティーが多い)
というのが定番という印象があります。
50m走はもちろん足の速さを見ます。
学年の平均よりも1秒は速くないと難しいと思います。
足が速い人は基礎体力や運動神経が優秀であり、
高い身体能力で伸びしろも期待されます。
そのため、選抜チームよりもスカウティング的な要素のある
ジュニアチームの選考で重視されやすいです。
キャッチボールは投げ方や捕り方の基本が見え、
また遠投なら肩の強さが明確に見えます。
遠投は50mは投げられて当然の雰囲気で、
60m、70m投げる子もザラにいます。
ピッチングは投手を希望する場合だけで、
球威や球質、コントロールなどが見られます。
今の小学生はレベルが高いので、
球速は100~110kmは出てる子が多いです。
守備は動きや位置取りなど多角的に見られ、
自分にボールが来ないときの動きにも注意が必要です。
バッティングではロングティーが多いのですが、
生きた球はどうしてもボールの差があるため、
公平を期すためではないかと思います。
体格の大きい子はやはり飛ばしますね。
こうしたセレクションの種目に加え、
紅白戦などを行う場合もあります。
セレクションに参加する場合は、
種目に向けて1週間でも特訓をしてみるのも、
決して悪くないと思います。
日頃の力を発揮するだけでは不足で、
もっと上を目指すキッカケになるかもしれません。
また強力なライバルを目の前にするのも、
少年野球選手の成長に良い経験になるでしょう。
腕に覚えのある少年野球選手は、
ぜひセレクションにもチャレンジしてみてください。