腰の強い少年野球選手になるために
腰の強い少年野球選手になるために
野球は腰をけっこう使うスポーツです。
守備では「腰を落せ」と言われることがありますし、
バッティングも「腰で打て」と言われたりします。
腰は「体(月:にくづき)の要」と書きますが、
それだけ大事な部分です。
上半身と下半身をつないでいる部分であり、
上半身でボールやバットを扱う野球においては、
下半身の力を上半身に伝える大事な部分です。
腰がしっかりしていないと、力が逃げます。
そのため、腰がしっかりしていないと、
パフォーマンスも落ちてしまいますし、
そしてケガもしやすくなります。
腰を鍛えるという場合、腹筋や背筋をする人もいますが、
それ以上に大事なのがインナーマッスルを鍛えることです。
そのために有効な方法のひとつがドローインです。
ドローインというのは、お腹を凹ませることです。
お腹を凹ませるという動作は、お腹の周辺にある、
多くの筋肉を使う行為で、しかも普段使わない
インナーマッスルを使います。
これを行うことによって、ダイエットから腰の筋トレまで、
多くの効果を得ることができます。
腰周りの筋肉を強くしておくと、コルセットと同じで、
体を支える力が強くなるので体幹が強くなります。
特別に負担のかかるトレーニングではないので、
思い出した時にやってみると良いでしょう。
また、四つん這いになって、その姿勢から、
右手と左足を上げて伸ばし数秒キープする、
終わったら反対も同様にするという運動も有効です。
赤ちゃんのようにハイハイをするのも、
普段使わない筋肉を使い、腰回りにも効果があります。
腰の筋肉は、あまり反動をつけて鍛えるものではなく、
ゆっくり行うことが大切です。
重いものを勢いよく持ち上げるような、
反動をつけるタイプの運動をすると、
腰に負担が大きいので気を付けてください。
大人の方はドローインをしていると、
スタイルが良くなりますので、子供たちと一緒に、
思い出したらチャレンジしてみると良いでしょう。