少年野球で学べる社会常識

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少年野球で学べる社会常識

キャッチャーミット

少年野球をしている中で、いろんな常識が身につきます。

大人でもわかっているようでわかっていないことも、
野球をする中で覚えたりするものです。

時間厳守というのは社会の常識ですが、
チームスポーツである野球は時間に比較的厳しいです。

グラウンドの使用時間が限られていたり、
多くの人数で動く必要がありますので、
集合時間よりも早めに来るのが基本です。

集合時間にいない場合は、
おいていかれたり、レギュラーでも外されたり、
それなりのペナルティがあるのが普通です。

集合時間についてはチームのルールがありますから、
そのルールを確認して合わせるようにしましょう。

大人になっても「約束の時間」というのは、
必ずしもその時間とは限らず、暗黙のうちに、
ちょっと早い場合やちょっと遅い場合があるのと同じです。

文字上の「集合時間」だけではない場合もあることを、
こういった課外活動は教えてくれます。

整列

また、道具の手入れはとても大切なことです。

道具は手入れをしないと悪くなるというのも常識です。

しかし知っていてもしない、できない人も多いです。

野球ではグラブやスパイクといった革製品を扱います。

バレーやバスケなどの室内競技ではまずありえないことです。

大人になれば革製品を扱うことも出てくるでしょうから、
子供のうちから革の扱いに慣れておくといいと思います。

基本的には汚れは硬く絞った雑巾などで拭き取り、
オイルなどで保湿したり柔らかさを保ちます。

保管する時は風通しの良い日陰で保管し、
水で濡れた場合は新聞紙などで湿気を吸い取ります。

ちゃんと管理しないと、体育倉庫にありがちな、
潰れてカチカチになったグラブになりますし、
硬くて思うように履けない、走れないスパイクになります。

グラブ

革は水を吸って放置していると硬くなります。

また、日光に当たっても劣化が早くなります。

そして、上から物を載せたりしていると、
重みで潰れたまま形がつき、固まって、
非常に使いにくい形になります。

グラブにボールを入れておくと良いのは、
補球するための形をキープするためです。

革製品の特徴をわかって管理していけば、
グラブは10年以上も使うことができます。

物を大事にするという精神だけでなく、
実用的な技術も身につくのでしっかり管理させましょう。

子供のうちに身に着けた様々な常識は、
大人になってからも非常に有用です。

ぜひ、少年野球期にたくさんの社会常識を
身に付けさせてあげてください。


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