少年野球に親が関わるときに知っていてほしいこと
少年野球に親が関わるときに知っていてほしいこと
少年野球は親がしっかり関わってくれないと、
なかなか運営が難しいものです。
しかし、親が関わるにあたり、親にもストレスがあったり、
また親どうしの人間関係の問題もよく発生しています。
そのためにあまり関わりたくないという方も多いですが、
ぜひ知っておいてほしいことがあります。
少年野球に親が関わることによって得られる、
とても大きなメリットがあります。
それは何かというと、多くの子供を見る機会です。
今は昔と違って共働きの家庭も多いですし、
またご近所づきあいやPTA活動なども少なくなっていて、
自分の子供以外の子供に接する機会は
だいぶ少なくなっていると思います。
そのため、子育てをするにあたって、
年齢に応じた発達や節度がわからない人も
多いのではないかと思います。
インターネットで調べられることは一部で、
特に子供の生活面の情報は具体的にはわかりません。
でも、少年野球の場に出てみれば、
学年は多少違ったとしても数十人の子供たちを
見ることができるのです。
学力ではなく生活態度、行動の特性は、
なかなか見ることができないので、
子供について新しい発見があるものです。
ここで難しい要求になるのですが、
子供を比較し、縛るために子供を見ないでください。
あくまで、子供の様子を考え、自分の家庭で、
必要な教育をするために子供たちを見てあげてください。
注意散漫な子もいれば、集中力のある子もいます。
走るのが速い子もいれば、遅い子もいます。
年齢が違う人とも上手に話す子もいればそうでない子もいます。
野球が上手な子も、そうでない子もいます。
みんな年齢も発達段階も様々であり、
特に低学年であるほどその差も大きいです。
いろんな子供がいることを知っていれば、
自分の子供に「こうでないといけない」と
極端な理想を押し付けることもなくなります。
いろんな親を見る機会があるのも、
ストレスや葛藤のもとになるかもしれませんが、
親としての自分を振り返り、成長させる機会にもなります。
少年野球に親が関わることは、
親の見識を広げていく効果もあるのです。