少年野球のキャッチャーの送球練習

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少年野球のキャッチャーの送球練習

 

--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--

キャッチャー

 

キャッチャーはある意味

「ピッチャーよりも特殊なポジション」

だと言っていいでしょう。

見た目からしてただ一人だけ
ものものしい防具をつけてプレーします。

また、守備の最中に一人だけ

「みんなと違う方向」

を向いているのもキャッチャーです。

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だからこそ、みんなが見えていないものが見えて
「現場の監督」
と言われたりもするわけですね。

それだけではなく
技術面でも特殊な面があります。

「キャッチャー特有の投げ方」

です。
ボールを持った右手を素早く
耳の後ろあたりに引っ張り上げる
あの投げ方です。

世の中にはたくさんの野球チームがあって
その分だけキャッチャーがいるわけですが
ほとんど、どこのキャッチャーも
あの投げ方を身につけています。

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あらゆるフォームが存在しないということは
それだけ唯一無二な「セオリー」だということです。

ああいう投げ方をするのかと言えば
盗塁を阻止するために
できるだけモーションをコンパクトにして
素早く投げたいからです。

少年野球でキャッチャーになったばかりの選手は
まず、この基本の投げ方を身につける必要があります。

腕の振りを大きくできない分
キャッチャーには地肩の強さも求められます。

しかし、少年野球の子供たちは
肩の力などの筋力が成長途上にあります。

そんな中で、キャッチャー特有の
「セカンドベースへの送球」
に慣れていかねばなりません。

これを身につけていく練習の中
肩の力ができあがるまでは

「ワンバウンドで投げる」

ことを指導する方がいいと思います。

これは、ショートなどの内野守備でも同じですが
無理にダイレクトで投げても
山なりの送球になって
結果的にボールが届くまで時間が掛かってしまうだけです。

IMG 0581

少年野球の練習では
ワンバウンド送球でもいいから
コントロールを重視して練習に取り組む方がいいはずです。

野球を続けていれば
自然と肩は強くなっていきますから。

一方、コントロールは「技術」です。
なので、早い段階から練習で慣れておく必要があります。

キャッチャーは覚えることが多くて
大変なポジションですが
その分、やりがいもあるものです。


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