少年野球のポジションと性格
少年野球のポジションと性格
野球には9つのポジションがありますが
性格によってポジションの向き不向きはあるでしょうか。
これは、「ある」と言えば「ある」し、
「ない」と言えば「ない」です。
血液型占いのようなものです。
技術的な側面やチーム事情からポジションは決定するものです。
そうでなければ、投手でスカウトされた選手が、
後になって別ポジションになるのはおかしいです。
イチローも昔は投手でした。
でもプロ選手として花開いたのは外野手です。
だから、ポジションは性格だけでは決まりません。
でも、娯楽としては考えてみると面白いですよね。
「ピッチャー」は一番目立つ憧れのポジションです。
だから、自分に自信のある人や、目立ちたがり屋が多いです。
実際実力のある人も多く、キャプテンも多いポジションです。
ただ、若干キャプテンするにはワガママなタイプが多く、
責任感や周囲への配慮が苦手な人が多い感じがします。
「キャッチャー」は監督代理のようなポジションです。
「女房役」とも言われ、ピッチャーへの気遣いや、
チームを陰で助ける動きが求められます。
そういう意味でもキャプテン向きでもあります。
野球に関してセンスや考え方がしっかりした人向けであるため、
何となくマジメで勉強熱心な人が選ばれがちです。
昔は太っている人のポジションと見られがちでした。
きっと「ドカベン」の影響です。
内野手は様々な種類がありますが、
基本的には守備の負担が大きく、
守備における花形だと言えるでしょう。
特に二遊間は打球も多いので、
チームで一番のテクニシャンが配置されます。
性格的には機転の利くタイプが多いのですが、
ファインプレーをいつも狙う「目立ちたがり」と、
堅実なプレーを大事にする「くそまじめ」に大きく分かれます。
外野手はすごく肩が強い人を除けば、
そこまで守備は期待されていません。
そのため、守備より打撃が好きな人が多いです。
守備は地道な練習が多いため、
外野手になる人はズボラな人が多い気がします。
「やればできる子」タイプも多く、
その気になった時にはすごいパフォーマンスも見せたり、
良い意味で期待を裏切る人も多いかもしれません。
繰り返しますが、これらはあくまで印象であり娯楽です。
必ずしもこういう性格でないといけないとか、
こういう性格だからポジションはあそこにしようとか、
そういう参考にはしないでくださいね。