少年野球の練習前の水まき

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少年野球の練習前の水まき

少年野球グラウンド

少年野球は土のグラウンドを使うことも多いですが、
できる環境であれば使用前に水撒きをしましょう。

今は熱中症に対する警戒が強くなっていますから、
グラウンドの表面温度を下げるという意味でも
水を撒くことが有効と言われています。

これは確かにその通りなのですが、
焼け石に水というか、体感的にはそこまで変わりません。

よほど頻繁にやるなら別だとは思うですが、
練習前に少し水を撒く程度では、という感じです。

グラウンドに水を撒く理由の最たるものは、
グラウンドのコンディション作りです。

ひとつに、土ほこりが水を撒くことで少なくなります。

試合や練習の際に土ほこりが飛ぶようになると、
どうしても目に入ったりしてしまいます。

野球におけるボールの速度は非常に速いため、
瞬間目にゴミやほこりが入ってしまって、
よく見えなくなった時にボールが来るなら
大きな事故につながる可能性があります。

ですから、できるだけほこりが立たないよう、
水を撒いておくことは安全上も大事です。

特に風の強い日はまんべんなく撒いておきましょう。

グラウンド整備

また、グラウンドをならす上でも大事です。

夏場は特に、グラウンドの土から水分が抜けやすく、
少しの時間の間にパリパリに固まってしまいます。

スパイクで踏んだ後やスライディングの後など、
グラウンドに凹凸ができた状態で土が固まると、
非常に危険な状態になってしまいます。

また、ボールがイレギュラーバウンドしてしまいます。

少年野球選手たちが試合・練習中にケガをしないよう、
グラウンドは絶えずならすようにすることはもちろん、
固まりすぎないように水を撒くことが必要なのです。

水を飲む少年野球選手

水を撒く際には水たまりができない程度が理想です。
さすがに土が泥になると安全面でも洗濯の面でも
良いことはありません。

水撒きは放水用の水道やホースが無ければ難しいですし、
環境によってはコスト面でできないこともありますが、
できる環境であれば極力やっておいたほうが良いです。

こうしたことも少年野球選手たちにさせておくと、
グラウンドの状態に気を遣えるようになります。

夏場は水に触りたい子も多いために、
練習前にちょっと悪ふざけして盛り上がることもあり、
グラウンドに水たまりができて叱られたりもしますが、
それもまた経験としては楽しいものです。

夏の暑い時期は特に土が乾燥して固まりやすく、
ほこりも立ちやすいため、
グラウンドのコンディション作りに気を遣いましょう。


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