少年野球選手の足を速くする練習

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少年野球選手の足を速くする練習

全力走塁

少年野球選手では足が速い方がもちろん良いです。

メジャーリーグで活躍する大谷選手などは、
打力もすごいですが走るのも速いです。

パワーの源はやはり下半身にありますから、
その下半身が強ければ足が速いのも当然です。

では、足を速くするにはどうしたらいいのでしょうか。

まず、野球で必要な足の速さを知ることが大切です。

少年野球では50メートル走ることはあまりありません。

そのため、50メートル走が速いからと言って、
必ずしも野球において足の速い選手にはなりません。

必要なのは、塁間距離を一気に疾走できる速さ。

そして、各塁をスピードを落とさず走れる速さです。

走塁

陸上競技を専門にする人たちは、
自分の競技に合わせた練習をしているものです。

100m走と400m走では練習の仕方が違います。

100m走と110mハードルでもまた違います。

野球をする上でも、競技に合わせた練習が必要です。

野球では塁間距離は20メートルちょっとです。
ですから、そのスピードを磨く必要があります。

そのため、20mダッシュや30mダッシュが基本です。

そして、途中でベースを踏んで曲がる必要のある
50m走などを取り入れると良いでしょう。

ベースランニングは走る技術を身につける上で良いですが、
純粋な速度を伸ばすのであればダッシュが適切です。

また、走る速さは、ストライド(歩幅)と
ピッチ(地面を蹴る数)で決まってきます。

ストライドを伸ばすために、
立ち三段跳びや、立ち五段飛びなどをするのも、
一回一回のキックを強くするのに良い練習です。

ピッチの数を上げたり、
イメージ通りに足を運ぶ巧緻性を高めるために、
ラダー(はしご)を使うのも良いでしょう。

ヒザの故障

ただし、足を速くするための練習は、
足腰にかかる負担も大きくなる練習ですので、
練習の最後にもってくるべきではありません。

ボールを使わないトレーニング日に、
しっかり腰を据えてトレーニングすると良いと思います。


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