少年野球選手はしっかり食事を管理しよう

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少年野球選手はしっかり食事を管理しよう

少年野球選手

少年野球の世界では、体の大型化が進んでいます。

小学生くらいだとあまり大きな違いは無いですが、
中学の2~3年くらいになれば、
それなりに体のガッシリとした選手が出てきます。

中には中2、中3ですでに大人のような体型の子もいます。

当然そのパワーも中学生離れしているのですが、
今のスポーツ栄養学はそういう子をどんどん作っています。

強打者

少年野球選手の大型化に一番寄与しているのは、
やはり食事に対する考え方です。

昔は食べず、飲まずだとしても根性で動くことが
スポーツの美徳のように言われていましたが、
今やそんな考えでスポーツをする所は減りました。

むしろ、練習中にもしっかり水分や糖分を補給し、
体の疲労を最小限に、回復力を最大限にすることが、
普段の練習などでも求められるようになっています。

そのため、野球の強豪校や強豪クラブでは、
野球の練習だけでなく、生活管理まできっちり行います。

食事のメニューにこだわることはもちろん、
食べる量や時間、また寝る時間や起きる時間まで、
しっかりと考えて生活させるようになっています。

成長期の体作りの上で、食事は特に重要な要素であり、
栄養士による選手や保護者への勉強会を行うチームも
多くなってきているようです。

少年野球バッター

食事では「炭水化物」「たんぱく質」をしっかり摂ります。

「脂質」も大事ですが、普通に食事をしていれば、
十分な量は摂取できているので意識することはありません。

意識して摂取したいのは、「ミネラル」や「ビタミン」です。

ただ、ミネラルやビタミンは種類も多く作用も難しいので、
「こまめに多くの食品目を食べる」ことを意識してください。

野菜が嫌いとか、魚介類は食べるのが面倒だから嫌とか、
そういうことを言わず、出たらちゃんと食べましょう。

間食では玄米おにぎりやバナナなど、エネルギーに加え、
ミネラルやビタミンを取れるものがオススメです。

ある高校の野球部の話ですが、
部員がしっかり食べているか、互いにチェックするため、
お昼の時間は野球部員で集まって弁当を食べていたそうです。

そして、栄養素や食事量に不足があれば、
互いに指摘して意識を高め合っていたそうです。

この情報をくれた人は、やはり体格の良い大きな子でした。

少年野球選手は技術だけでなく、体も大きく伸びる時期です。

だからこそ、両方の成長をよく考えなくてはなりません。

心技体と言いますが、最終的に選手を決める際には、
ただ野球が上手いだけでなく、体が持っている
パワーやスピードも問われますし、
本番でも練習同様に力や技を発揮できる精神力も見られます。

体作りをおろそかにしないことは、
これからの少年野球では欠かせないことになるでしょう。

食事を中心に、生活をしっかりと管理しましょう。


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