強い少年野球チームはボール回しが上手い
強い少年野球チームはボール回しが上手い
--今回の記事は過去の記事を編集・再掲しています。--
強い少年野球チームの共通点のひとつが、ボール回しが上手いことです。
ボール回しを簡単に解説しますと、
決められた順番に従って野手が行なうキャッチボールです。
野球中継などを見ていると、アウトになった後、
野手たちがボールをあちこちに放っていると思いますがアレです。
このボール回しというのは、ボールに触れない場合には、
ボールの感触を維持するためだったり、
肩を温めるために重要な役割をしますし、
また守備位置や入るタイミングなどの確認にも使われます。
この練習で、10分20分と時間を割いているチームも多いです。
時計周りに回したり、反時計周りにボールを回したり、
投手を含めた形や、外野の中継プレーから始まるパターンなど、
様々なパターンがあります。
野球中継で「4-6-3のダブルプレイ」と言いますが、
これもボールが回る順番を表現しているもので、
日々の練習のたまものです。
こうしたパターンを普段から刷り込んでおくことで、
試合中には考えるより早くこれを行なうことが可能になります。
ボール回しが上手いというのは、ひとつに速いことです。
ボールが回るのが速いのが守備力のあるチームの条件で、
この時に大事なのは送球の速度も大事ですが、
送球の位置や捕球後の動作の速さがポイントになります。
送球側はいかに次の動作が早くできる位置に投げ込めるか、
捕球する側は捕球とその後の動作をいかに早くするかを
意識することが大切です。
また、もうひとつ、ボール回しで大事なポイントは、
「声」とそれに対する「反応」です。
様々な声が試合中には飛び交っていますが、
その中から必要な情報を取捨選択することが必要で、
強いチームほどアドバイスの声がしっかり出ていて、
それに対して素早く反応をしています。
ボール回しの練習でも、監督やキャプテンなどから、
別のパターンの指示が出た際に素早く皆が動けるチームは、
実戦でも様々な状況に素早く対応しています。
少年野球でも強い小学生チームは、
実は中学生のチームよりも素早く動くこともあるのです。
少年野球でもゴロやフライの捕球と同じく基本となるこの練習、
自分のチームはどのくらい上手くできるでしょうか。
ラップタイムなどを計って測定してみると、
チームの成長を数字で確認することもできます。
ぜひ試してみてください。
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