少年野球でも肉離れに注意

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少年野球でも肉離れに注意

グローブ

肉離れというのはスポーツ選手によくあるケガですが、
野球においても良く見られるケガです。

よく野球では「走っただけで肉離れになる」などと言われ、
プロの選手でもよく肉離れが起こります。

この肉離れを防ぐにはどうしたら良いでしょうか。

野球において肉離れが発生しやすい箇所は、
主にハムストリングスという太ももの筋肉と、
脇腹の筋肉だと言われています。

どうしてこの箇所に多いのかというと、
ハムストリングスは大きな筋肉で、
走ったり投げたり打ったりする際にパワーの源になります。

そのため、大きな負担もかかる位置であり、
何かの拍子に負荷に耐えられずに肉離れが生じるのです。

そして、脇腹の筋肉で肉離れが多いのは、
バッティングや投げる動作の際に、
ねじる動きを行うためと言われています。

バッティングやピッチングで大きくねじる人や、
セカンドやショートなど
体をねじって送球する機会が多い人は注意が必要です。

ピッチャー

最近は肉離れが多くなっているという話もありますが、
これは筋トレの効率が器具や栄養学の進歩で上がった一方、
筋肉の柔軟性をつけるための運動が不足しているからです。

野球は高い瞬発力を必要とする競技で、
瞬間的にパワーを必要とするため筋トレは重要です。

しかし、硬い筋肉だとそのパワーによって、
自分の筋肉を必要以上に伸ばしてしまい肉離れが生じます。

パワーが必要なのは間違いない相撲や格闘技の世界では、
ほとんど肉離れは起こりません。

それは、トレーニングの中で柔軟性を重要視しており、
毎日かなりの時間を柔軟性をつけるために行っているためです。

外野手

少年期はまだまだ筋肉もやわらかく、
一方でパワーはまだまだですので肉離れは生じにくいですが、
年齢が上がるにつれてトラブルが生じやすくなります。

お父さんたちが運動会で急に走るのも、
運動不足によって筋肉が硬くなっているのが主な原因です。

肉離れをしないよう、
体の柔軟性にはくれぐれも気をつけておきましょう。

特に、秋から冬にかけては寒さで筋肉は硬くなりがちです。
練習前のウォームアップはしっかり行いましょう。


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