少年野球で背が伸びる?

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少年野球で背が伸びる?

 

野球少年

 

プロの野球選手は、体の大きな人が多いですが、
少年野球をすると背が伸びることはあるのでしょうか。

確実とは言えないにしろ、伸びやすくはなります。
これは人間の背が伸びる仕組みを考えると明らかです。
身長が最も伸びる時期は、生後1~2年と、
そして思春期と呼ばれる時期です。

成長が早い子であれば小学校の高学年から、
遅い子でも高校生くらいになれば、
1年に10cm前後伸びることもあります。

身長を伸ばしたいと願うなら、科学的には、
食事・運動・睡眠が大事だと言われています。

ここでは、この運動について取り扱います。
運動をすると身長が伸びると言いますが、
一方で運動をしすぎると伸びないとも言います。

また、バスケットボールやバレーボールをしていると、
身長が伸びやすくなるという話もありますね。

これらは正しいのですが、やや雑な説明です。

身長が伸びるには、骨が伸びて骨格が大きくなること、
これが必要不可欠となります。

骨が伸びるためには、
骨の両端にある骨端線という軟骨が大事で、
ここがどんどん増殖し、固い骨に変化することで、
骨が大きくなっていきます。

思春期には成長ホルモンの働きで、
この骨端線の活動が活発になるために身長が伸びます。

運動は、この骨端線を刺激して活動を活発にするため、
身長を伸ばす効果があると考えられています。

ここで大事なのが、この骨端線は骨だということです。

運動をするにしても、骨に刺激がなければ、
身長を伸ばすことにはつながりません。

バスケやバレーが身長を伸ばしやすいのは、
ジャンプをする動作が多く、骨への刺激が多いからです。
バスケやバレーをしていても、ポジションによっては、
ジャンプの機会が少なく、背が伸びないこともあります。

 

ピッチャー

 

では、野球ではどうでしょうか。

野球の場合は、ジャンプをするような機会は少なく、
骨に対する刺激は少ないように感じられます。

しかし、野球には様々な動作における「踏み込み」、
またバッティング時の「ミートによる衝撃」といった、
骨や全身に対して刺激する要素がありますから、
身長を伸ばす可能性は充分にあると言えます。

足を強く踏み込む必要のあるピッチャーは、
野球の中でも特に身長が伸びやすいポジションで、
背が高い選手が多いことがわかるでしょう。

背が高いピッチャーは有利でもありますが、
ピッチャーをすることで背が高くなる面もあるのです。
運動をしすぎると背が伸びないというのは、
成長に使われるべき栄養分が体の修復に当てられたり、
骨ではなく筋肉に負担の大きい運動ばかりをするからです。

科学的には野球は身長を伸ばす可能性がありますから、
背を高くしたい場合には、
少年野球で、ピッチャーを目指してみると良いでしょう。

 

 

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